タバコシバンムシとメイガ類は食品・精米・医薬・たばこの工場、倉庫などの屋内に多く生息する穀物やその加工品といった食品に害を与える、飛び回るタイプの害虫です。セリコW+は、ニューセリコとガチョンを組み合わせた富士フレーバー初のマルチ対応商品です。
タバコシバンムシ
学名:Lasioderma serricorne
成虫は、2~3mm、赤~茶褐色をしています。主に成虫・幼虫が、穀類の粉、香辛料、乾燥ペットフード、菓子類、漢方薬、鰹節類、干し草、藁、たばこなどを加害します。雌は一生のうち、50~100個産卵します。卵から1ヶ月~2ヶ月で成虫になり、11~20日生存します。年に3~5回世代を交代します。
ノシメマダラメイガ
学名:Plodia interpunctella
成虫は、7~8mm、前翅の頭側は、淡黄色で、残り部分は茶褐色をしています。主に幼虫が、米、小麦、トウモロコシなどの穀類とその加工品、大豆などの豆類、ゴマなどの油用種子、ナッツ類、乾燥果実、ココアやチョコレートなどを加害します。 雌は一生のうち、100~400個産卵します。卵から約2ヶ月で成虫になり、10日前後生存します。年に3~5回世代交代をします。蛹になる前の終令幼虫は広範囲に分散する習性があり、 この幼虫は穿孔能力が強く、食品包材を穿孔し、内部に侵入します。
チャマダラメイガ
学名:Ephestia elutella
成虫は、6~8mm、灰褐色で翅はやや茶色をしています。主に幼虫が、穀物およびその加工食品、乾燥果実、特に貯蔵たばこを加害します。雌は一生のうち、160個程度産卵します。卵から約2ヶ月で成虫になり、10日程度生存します。年に2~3回世代を交代します。
・タバコシバンムシ及びメイガ類(ノシメマダラメイガ、チャマダラメイガ)が対象
・害虫の生息状況の初期調査及び臨時調査などに効果を発揮(チェッカー用)
・害虫の早期発見、発生源の特定、発生消長の調査などに効果を発揮(モニタリング用)
・1つのトラップで複数種の害虫を捕獲可能とし、組立・設置の作業を2分の1に軽減
・カレンダー付きで捕獲数を直接記録し、分かりやすく管理
・粉塵や鱗粉に強い粘着紙を使用
・フェロモン揮散量をコントロールすることで安定した性能を実現
・組立簡単なトラップであり、使用後の処分も容易
・コンパクト、付帯設備不要、設置場所を選ばないため、工場・倉庫・コンテナ・飲食店など幅広い場面で使用が可能
①本体を開き、A部を折り目に沿って曲げ、はく離紙を剥がします。
②シートからルアーを1個取り出し、粘着面に貼り付けます。
③A部をB部に差し込んでご使用ください。
①設置場所:床から1.5mの高さの壁面などに設置してください。
②設置間隔:5~10m間隔で設置することをお勧めします。
本体とルアーは1ヵ月ごとに交換してください。
本体 10個、ルアー 10個(1シート)/箱
100個/段ボール(10箱/段ボール)