-害虫管理のポイントをご紹介します-
害虫は強い繁殖力を持っており、
わずかな餌でも短期間で何百倍にも増殖します。
また、体が小さく、人間の死角に巣を作ったり
餌の中に隠れていたりするため、
見つけることは困難です。
このため、害虫が発生してから防除を行う
従来の管理方法では手遅れになることが
多いのです。
このような手遅れを防ぐためには、
最適な時に、最適な場所に、最適な方法で
害虫防除を実施する必要があります。
この最適な時間、場所、方法を選ぶための手法が
モニタリングであり、害虫管理をより効果的に
サポートします。
人間の目や商品につくまで把握することが出来ず、気付いた時には手遅れ
・対策時期の選定に貢献
・異常発生を早期検出し、被害の拡大阻止に貢献
継続して記録を残すことで発生時期を数字で把握
1匹の害虫が発生したことで、全フロアへの防除をしたり、全製造ラインを停止することになり、
コストや労力がかかる
・薬剤使用量の低減に貢献
・作業量の省力化に貢献
場所ごとの発生量を数字で把握
防除のやりっぱなしで、防除の効果が分からない
・対策の有効性の把握に貢献
・継続的な対策に貢献
害虫対策の効果を数字で把握
このように、モニタリングという手法を
用いれば、害虫の動態や被害の状況などを
科学的に予測し、実施した防除対策の効果を
数字で評価することができます。
この集めたデータを上手に活用することで、
効果的な防除が可能となるのです。